ネイリスト歴10年★現役のネイリストがネイルに関する情報や美容情報を綴っています♪
今回は、自宅ネイルサロンの開業に興味のある方はもちろん、ネイリストを目指す方、ネイルを仕事にしてみたいな、と思う方のための情報について書いてみたいなと思います。
ネイルが好きで自分でセルフネイルを楽しまれていたり、手先が器用でそれを活かした仕事をしたいなと思う方などは、”ネイリスト”という職業に興味を持たれた事は一度はあるかと思います。
ネイルの勤務形態はネイルサロンに勤務するだけではなく、出張ネイリストとして活動する事も出来ます。
特に自宅の一角をサロンにした自宅ネイルサロンですと簡単に始められそうな感じもしますよね。
通勤する必要も無く、自宅で出来るので時間の調整も自由に出来そうですし、まずは友達だけでも呼んでのサロンにしてもいいな・・・などと思う事もあるかもしれません。
そこで気になるのが、”自宅ネイルサロン”はネイルスクールに通ったりせずに、資格を持っていない状態でも開業出来るの?という点だと思います。
実際に自宅ネイルサロンは資格なしでも開業できるのかどうか?
どうすれば自宅ネイルサロンを開業できるのか?
について個人的な見解ですが、解説してみたいと思います。
自宅ネイルサロンの開業に興味のある方、どうすれば自宅ネイルサロンを開業できるのかどうか気になる方は、是非参考にされてみてください★
Contents
自宅ネイルサロンは資格なしでも開業できる?
まず結論から言いますと
”自宅ネイルサロンは資格なしでも開業できます”
え!?そんな簡単に!?と思われるかもしれませんが、実際問題ネイリストという職業には、必要な資格などはありません。
そして、ネイルサロンを開業するにあたっては、必要な届け出も”税務署に届け出る開業届”くらいなもので、美容室やマツエクサロンのように保健所に届け出をしなければならない美容所登録なども必要ではないのです。
ネイリストは国家資格などが必要ではない
美容の仕事ですと、美容師さんは国家資格の美容師免許が必要です。アイリストも同じく国家資格の美容師免許が必要です。
ですが、ネイルやエステなどの業種には国家資格などはありません。
現在のところ日本国内では、ネイルに関わる施術に携わる職業としては、資格が無ければできない職業では無いのです。
誰でも「今日からネイリストです」と名乗ればネイリストという肩書を持つ事が出来る、それが今現在のネイル業界の現状です。
道具と場所(自宅の一角でも大丈夫)さえ確保できればすぐに開業出来るので、ネイルサロンを開業する事自体はとっても敷居が低いと言えると思います。
いかにお客様が付くかが重要
先ほども説明したように、ネイルサロンを開業するのは簡単・・・
ですが!
ネイリストという職業は、
「自分で名乗るものよりも、お客様にネイリストにしていただくもの・・・」
だと私自身身ネイリストという仕事を10年ほど続けていますが、未だに身に染みて感じています。
いくらネイルサロンを開業しようが、ネイリストと名乗ろうが、お客様に来ていただいてはじめてネイリストとしての施術をさせていただけますし、施術の報酬料を頂く事ができます。
ある意味実力がものをいう世界です。
基本的な技術や知識はもちろんの事、ネイリストは人の肌に直接触れる”接客業”であるという事を忘れてはいけません。
お客様に来ていただいて、さらにリピートして頂くには、技術だけではなく、接客の心遣いやお客様との距離感、そして人間力、、、様々な要素があって成り立つ職業ではないかなと思います。
自宅ネイルサロンの開業を目指すなら?
自宅ネイルサロンの開業を目指す方にアドバイスが出来るとしたら、やはり何の勉強もせずに知識や技術も無い状態ではじめるのはあまりにも無謀かなという事です。
そんな状態で自宅ネイルサロンを開業されている方が全く居ないというワケでは無いとも思いますので、そこは何とも言えませんが、、、
やはり何かトラブルがあった場合の対応にしてもそうですし、正しい知識と技術を学んでおくに越した事はありません。
集客を行うにしてもネイル検定を取得していたり、ネイルスクールをきちんと卒業していたり、などの実績があった方が断然有利である事には違い無いと思います。
自宅ネイルサロンの開業には資格などは本当は必要では無いのですが、一般的にはネイルの基本的な技術を学ぶための”ネイルスクール”に通い、ネイル技術の目安となる”ネイル検定”を受験しておく事が一番の王道な道のりかなと思います。
ネイルスクールに通うとなると、お金もかかりますし、時間もかかります。
だからこそまずは信頼できるネイルスクールを探す事が大切です!
ネイルスクールが決まったら、後はしっかりと技術の練習や、ネイル知識の勉強しておく事が自宅ネイルサロン開業への近道です。
ネイルスクールに通って卒業した後や、ネイル検定を取得するなりした後は、ネイルサロンに勤務したいと思った場合でも就職しやすいと思います。
また、卒業後そのまま自宅ネイルサロンを開業したいと考えているのなら、ネイルスクールを選ぶ際に、「開業コース」などがあるネイルスクールを選んだり、ネイルスクール卒業後すぐに自宅ネイルサロンを開業出来るようなサポートのあるネイルスクールを選ぶ、という方法もあります。
ネイルスクールを選ぶ際には、ネイルスクールの方に卒業後の希望などを相談されておくと良いと思いますよ!
わたし自身、ネイルスクールに通ってネイル検定1級を取得し、それからネイルの仕事をスタートさせました。
ネイルの仕事をスタートしてからでも、もちろんたくさんの失敗や経験を積み重ねての今があります。
今思う事は、「本当にネイルスクールに通って勉強して、練習していた日々は無駄ではなかった!」という事です。
ネイルの技術や知識はもちろん、ネイリストとしてのふるまい、ネイリストという職業に向き合う事が出来たのは、ネイルスクールに通っていたおかげかなと思います。
そして何よりもネイルスクールを卒業しているという事、ネイル検定を取得しているという事は自信にもつながると思います★
⇒ネイリストになるにはどれくらいの期間が必要? ネイリストになる方法
⇒ネイル検定を取得するメリットとデメリットとは? 受験する?受験しない?
⇒ネイル検定は独学でも取得できるの? 独学で合格を目指すには
⇒JNAとJNECの違いとは? ネイル検定を受験するなら知っておきたいこと
⇒ネイル検定にはどんな種類がある? 知っておきたい試験内容も解説
ネイリストになるのは簡単 大切なのは続けられるのかどうか
最初にご説明した通り
自宅ネイルサロンは資格なしでも開業できます!
自宅サロンの開業も、ネイリストになる事も、実際のところは何の資格も必要ではありませんし、サロンの場所も自宅でもはじめる事は可能です。
ですが、ネイルサロンとして開業し、運営を続けていくのであれば、
やはりネイルスクールに通うなどして基本的な技術や知識を学んでおく事をおすすめします。
さらに実際に開業となると、その後は集客やサロン経営などネイル以外の知識も必要となってきます。
自宅の一角でとなると、簡単にはじめる事が出来る一方、簡単にサロン運営をやめる事も出来てしまうと思います。
大切は続けられるのかどうか、だと思います。
よければ参考にされてみてください★
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。