現役のネイリストがネイルに関する情報や美容に関する情報を綴っています。
今回はジェルネイルの”クリアジェル”について解説してみたいと思います★
ジェルネイルをする上では欠かせないクリアジェル。
基本となるクリアジェルですが、トップジェルと呼ばれていたり、ベースジェルと呼ばれていたり、製品によってはクリアジェルとだけ表記されていたりと、どれがどれなのかちょっと混乱してしまう事もあるのではないでしょうか。
透明で色のついていないジェルを”クリアジェル”と呼んだりしますが、トップジェルとの違いは何なのでしょうか!?
また、クリアジェルとベースジェルの違いやそれぞれの特徴と役割についても解説しています。
ジェルの種類が良く分からない!どれを使えばいいの?とお悩みの方は是非参考にされてみてください★
クリアジェルとトップジェルの違いとは?
クリアジェルとトップジェルの違いですが、
クリアジェル=透明のジェル全般(ベースジェル・トップジェル・アート用ジェルなど)を指します。
トップジェル=最後の仕上げに使用するコーティング用の透明のジェルを指します。
ジェルネイルをする際には、まず地爪に下地となるベースジェル(透明)を塗ります。
そのベースジェルの上に色のついたカラージェルやアートを乗せます。
最後のコーティングはトップジェル(透明)を使用します。
というように、透明のジェルと一言で言っても、下地として使用するジェル、アートをする際に使用するジェル(間に挟む用のジェル)、コーティング用のジェル、、、など様々な用途に分かれています。
また、透明のジェルだけで仕上げた状態を”クリアジェル”とも呼びます。
ネイルサロンでのメニュー表などで”クリアジェル”というメニューがありますが、それは透明のジェル(一般的にはベースジェルとトップジェルのみ)で仕上げた状態のものです。
ジェルの種類
ジェルネイルの際に使用するジェルには様々な種類があります。呼び名はそれぞれのメーカーによって異なる場合もありますし、メーカーによってはベースジェルとトップジェルが1個で2つの役割となっている場合などもあります。
ここでは最も一般的な呼び名で呼ばれているものを、それぞれ解説していきます。
◆ベースジェル◆
下地として使用する透明のジェルです。地爪に直接塗るジェルですので、このベースジェルによってジェルネイルの持ちが大きく左右されます。柔軟性がありやわらかめのテクスチャーのジェルである事が多いです。
◆トップジェル◆
一番最後の仕上げに使用する透明のジェルです。コーティング力に優れ、ジェルネイルの表面にキズなどが入りにくいよう少し硬めのテクスチャーのジェルである事が多いです。
◆クリアジェル◆
製品によってはベースジェルとしてもトップジェルとしても使用できるものなどは”クリアジェル”と呼ばれています。ベースジェルとしても、トップジェルとしても使用できるので柔軟性があり割と柔らかいテクスチャーのものが多いかなと思います。
特にサラッとしているタイプのクリアジェルは、ラメを乗せる時に使用したり、アートを埋め込む時に使用したりと様々な使い方が出来ます。
◆カラージェル◆
クリアジェルに顔料が入っている色が付いたジェルの事です。
クリアジェルとトップジェルどう使い分ける?
クリアジェルとトップジェルの違いについては先ほど説明した通りですが、
「ベースジェルとしてもトップジェルとしても使用できるクリアジェルが1つあれば、わざわざベースジェルとトップジェルの2種類を用意する必要はないのでは?」
と疑問に思われるかもしれません。
確かに製品によっては、万能に使えるクリアジェルがあり使用感も問題ないかなと思いますが、個人的な意見としては、やはりベースジェルとトップジェル2種類を用意しておいた方が仕上がりのクオリティは高いのではないかと思います!
そもそも、ベースジェル(下地)とトップジェル(コーティング)の役割が違いますので、それぞれの特徴を持ったジェルの方が断然良いです。
同じコーティングをするにしても、クリアジェルで仕上げたものよりも、トップジェルでコーティングして仕上げたものの方がツヤ感やコーティング力なども違うなぁと思いますので、できればそれぞれに用意して使用されてみてください。
最後に
クリアジェルとトップジェルの違いについて解説してみました!
一言で”クリア(透明)ジェル”と言っても、ベースジェルとトップジェルなど、それぞれの用途に応じて様々な種類があります。
詳しくは使用されるジェルメーカーの説明などをしっかり確認される事が一番ですが、よければ参考にされてみてください★
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました♪