for lovely life編集局です。
現役のネイリストがネイルに関する情報や美容に関する情報などを綴っております♪
今回はネイルの長さを出して、その上にしっかりとアートを入れたい!という時に気になる
「スカルプの上にジェルネイルを重ねる事はできるの?」
という疑問についてです。
スカルプとは一般的にはアクリルスカルプチュアの事を指しますが、スカルプとジェルだと素材が違うので、スカルプの上にジェルは定着するの?と思いますよね。
そこで、今回は「スカルプの上にジェルを重ねる事ができるのか?」について解説してみたいと思います。
ネイルサロンで予約をする際にスカルプかジェルメニューかどちらを選べばいいのかな?とお悩みの方や、スカルプとジェルの違いが良く分からないという方、セルフネイルでスカルプやジェルをされている方なども是非参考にされてみてください♪
スカルプの上にジェルネイルを重ねる事はできる?
結論から言いますと
スカルプ(ここではアクリルの素材でつくった長さだし=アクリルスカルプチュアの事を言います)の上にジェルネイルを重ね塗りする事はできます。
長さをしっかりと出したい時には、アクリルスカルプチュアで長さを出してからそれを土台にして、ジェルで色を入れたり、アートを入れたりする事が可能です。
爪の長さを出したい時に最適な”スカルプ”
発色の良さと多様なアートが楽しめる”ジェルネイル”
その両方を組み合わせる事で、”スカルプ”の利点である美しい爪の長さと形、ツヤ感と柔軟性のあるアートを兼ね備えた”ジェル”の良いところをそれぞれ生かしたネイルを楽しむ事ができます^^
ネイルサロンでも長さだしのメニューでは、アクリルスカルプチュア(略してスカルプ)のメニューを取り入れているサロンも多く、スカルプで長さをつくってからジェルで色を入れたりアートを入れたりする事も多いです。
サロンによってはジェルで長さ出しをされている場合もありますので、詳しく利用されるネイルサロンで確認をされてみてください。
ジェルとスカルプの違いとは
ジェルとスカルプの違いですが、大きく違うのは”素材”が違います。
”スカルプ”とはそもそも”造形”を意味する言葉で、人工的に爪の長さを出し形づくる事を”スカルプ”と言います。
アクリルの素材を使用する場合は”アクリルスカルプチュア”
ジェルの素材を使用する場合は”ジェルスカルプチュア”
と呼びます。
一般的には、”スカルプ”と言うと”アクリルスカルプチュア”の事を指す場合が多いです。
ジェルとスカルプの違いに関しては下記の関連記事で詳しく解説しています↓
スカルプの上にジェルを塗る際のコツ
スカルプの上にジェルネイルを塗る際のコツをいくつかご紹介したいと思います。
■ スカルプはクリアでつくっておくと様々なデザインに万能に対応できます
スカルプはクリアパウダーのものでつくっておくと、上に重ね塗るジェルネイルの様々なデザインに万能に対応する事ができます。
爪の根本部分をクリアにしたいデザインの時などでも大丈夫です。
■ スカルプは厚みは気持ち薄めに、形は細めにつくっておく
スカルプの上にジェルネイルを重ね塗りしたい場合には、スカルプの上にジェルネイルの厚みがプラスされますので厚みを薄めに、形は細めにつくっておくと仕上がりがキレイです。
■ プライマーは必要ありません
アクリルでつくったスカルプの上にジェルネイルを塗る場合は、プライマーは必要ありません。
180グリット程度のスポンジファイルで表面をなめらかに整えた状態で、ダストをオフしクリーナーで拭き取ってからジェルネイルを塗ればオッケーです。
■ ベースジェルは塗っても塗らなくてもOK
アクリルでつくったスカルプの上には透明の下地であるベースジェルは塗っても塗らなくても、どちらでも大丈夫ですが、ベースジェルを塗っておくとより美しい仕上がりになります♪
■ ジェルは爪先のエッジの部分までしっかりと塗る
爪の先端からジェルだけが剥がれたりしないように、土台となるスカルプのエッジ(爪の先端部分)までしっかりと丁寧に塗るようにしてみてください。
まとめ
「スカルプの上にジェルネイルを重ねる事ができるのか?」
について解説してみました^^
スカルプで長さ出しをすると、ジェルスカルプではなかなか作れない長さや美しい形を作る事が出来ます。
そのスカルプの土台の上に、発色の良いジェルを重ねる事でアートの幅も広がりますので、特にロングネイル好きの方にとっては最強の組み合わせではないでしょうか☆
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました♡
この記事が参考になれば幸いです♪