for lovely life編集局です。
現役のネイリストがネイルに関する情報や美容情報などを綴っているブログです♪
爪の長さを出してもらいたいなと思ってネイルサロンのメニューを見ていると”長さだし”と表記されていたり、”スカルプ”と表記されていたりと、どちらがどう違うのか?分かりづらいですよね。
さらに、”ジェル”や”アクリル”、”チップ”などと表記されていると、ますます違いが分かりづらくなってしまいますよね。
そこで今回は、ちょっと違いが分かりづらいネイルの”長さだし”や”スカルプ”、”ジェルスカルプ”や”アクリルスカルプ”という用語についても解説してみたいと思います。
「ネイルサロンを利用して爪の長さをだしてもらいたい」
「ネイルサロンの予約の際に、長さを出してもらいたいけれど、どのメニューを選べばよいのか分からない」
という方は参考にされてみてください♪
Contents
ネイルの長さだしとスカルプの違いとは?
ネイルの”長さだし”と”スカルプ”の違いですが
一般的には、何らかの方法で人工的に爪の長さをだす事を”長さだし”と言います。
何らかの方法と言うのは、素材の違いであったり、長さをだす施術の工程によってさらに呼び方が細分化されます。
”スカルプ”とは造形を意味する言葉で、ネイルで言う”スカルプ”とは人工的に爪の長さを出す技法の事を言いますので、”長さだし”と”スカルプ”では大まかにいうと同じ意味です。
長さだしの種類にはどんなものがある?
先ほども説明をしましたように、一言で”長さだし”と言っても素材や技法によって種類は様々です。
そんな長さだしの種類と特徴について解説してみたいと思います。
アクリルスカルプチュア
アクリルスカルプチュアとはアクリル素材を使用して長さだしをしたものです。
専用のアクリルパウダー(粉)とアクリルリキッド(溶液)を掛け合わせて、ミクスチャーと呼ばれるドロッとした形状のものを、爪にかけたフォーム(土台)の上で、専用の筆を用いて人工的な爪の形をつくっていきます。
一般的に”スカルプ”と呼ばれるものは、このアクリルスカルプチュアを指す事が多く、長さも自由自在ですので、ロングネイルやシュッとした先細りの形など、美しい形をつくる事が可能です。
アクリルスカルプチュアを土台に、ジェルで色やアートを入れる事も可能です。
⇒ネイルのスカルプとは? アクリルスカルプチュアの特徴を分かりやすく解説
ジェルスカルプチュア
ジェルスカルプチュアとは、ジェルの素材で長さ出しをしたものです。
先ほどご紹介した、アクリルスカルプチュアの素材違いというイメージです。
自爪にかけたフォーム(土台)の上にジェルを乗せて形づくり、専用のライトで硬化させてつくります。
厳密に言うと、ジェルの素材には”ハードジェル”と”ソフトジェル”の2種類があります。長さ出しに適しているのは”ハードジェル”ですが、”ソフトジェル”でも数ミリ程度は長さを出す事が可能です。
アクリルスカルプチュアよりもつけ心地が軽く、柔軟性があるのがジェルの特徴です。
チップオーバーレイ
チップオーバーレイとは、ハーフチップと呼ばれるネイルチップを自爪の先端に貼り付けたものを土台とし、アクリルの素材かジェルの素材でコーティングしたものです。
サロンによって、フォームを使って長さだしをするサロン、チップを使って長さだしをするサロンなど様々です。
チップラップ
こちらの”チップラップ”はネイルサロンの施術方法としては実はあまりメジャーではありません。
ネイリストさん達が受験するネイル検定2級の試験項目にあるのが、この”チップラップ”と呼ばれるものです。
ハーフチップを土台にし、シルクやグラスファイバーなどの素材でラップし、専用のレジンや、フィラーと呼ばれるもので厚みを調整しながらつくります。
一言で”長さだし”と言っても、素材や技法などには様々な方法があります。
サロンによっても使用している素材は様々ですし、長さ出しにはどの技法を用いているのかも様々です。
個人的には、長さ出しをするのなら”アクリルスカルプチュア”が一番長さや形を自由自在につくれて、かつ、美しい形をつくれる技法かなと思います。
自爪へのダメージを考えると、ソフトジェルが一番自爪にはやさしいですが、あまり長さを出せない点がデメリットでもあります。
それぞれの特徴を理解し、”長さだし”を楽しまれてみてくださいね♪
まとめ
ネイルの”長さだし”と”スカルプ”の違いについて解説してみました。
大まかに言うとどちらも同じ意味です。
長さだしの種類にも様々なものがありますので、メニュー選びの参考にされてみてください★
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が参考になれば幸いです♪