現役のネイリストがネイルに関する情報を綴っています★
今回は、ジェルネイルをされていて
「なんでこんなにジェルネイルの持ちが悪いんだろう・・・泣」
というお悩みをお持ちの方に向けて書いてみたいと思います。
「友達は全然浮かずに1ヵ月でも2ヶ月でもびっちりとジェルネイルが付いているのに・・・」
「気をつけているはずなのになぜかいつもジェルネイルが剥がれてしまう・・・」
と思った事はありませんか!?
ジェルネイルの持ちには個人差があります。
どうしてもジェルネイルの持ちが悪いという方がいるのは、元々の爪の状態なども関係しているためある程度は仕方の無い事だったりもします・・・><
ですが!諦めるのはまだ早いです!
少しでも持ちをよくするための対処方法もあるのが事実なんです!
そこで今回は
「何故、ジェルネイルの持ちには何故個人差があるのか?」
「ジェルネイルも持ちが悪いのは何故なのか?」
について解説してみたいと思います。
また、ジェルネイルの持ちを良くするためのとっておきの秘策もご紹介します。
ジェルネイルの持ちの悪さでお悩みの方やジェルネイルの持ちが悪すぎてジェルネイルがイヤになってしまいそうな方は、是非参考にされてみてください★
ジェルネイルの持ちが悪い
「ジェルネイルの持ちが悪い・・・」
そんなお悩みを抱えている方は必ずいらっしゃると思います。
それもそのはず、、、
ジェルネイルは一般的には3週間から1ヵ月くらいの持ちだと言われていますが、どうしても持ちには個人差があります。
例えば、お肌の肌質にしても乾燥肌だったり、皮脂肌だったり、ニキビが出来やすかったり、、、一人ひとり違いますよね。
髪質だってそうです、赤みがかっていたり、黄みがかっていたり、くせ毛だったり、パーマがかかりにくい、カラーが入りにくいなど。
爪も同じように、爪を伸ばしてもほとんど割れずに長さをキープできる方もいれば、少しでも長さがあると爪が割れてしまうという方もいらっしゃいます。
ジェルネイルの持ちに関しては、自爪がある程度厚みもありしっかりとしている状態の方が断然持ちは良くなります。
毎日たくさんのお客様の爪を見て、ジェルネイルを施術させていただいているワケなのですが、本当に爪のタイプは一言では言い表せないくらい個人差があります。
爪の水分量が多そうだな、爪が乾燥しているな、といった爪の水分量の状態
爪が薄いな、爪の厚みがしっかりとされているな、といった爪の厚みの状態
ジェルネイルを繰り返しされていて自爪が痛んでいるな、ジェルネイルを繰り返しされていても自爪にダメージは少ないな、といった爪の痛みの状態
・・・などなど挙げればキリがありません。
年齢によっても違ってきますし、その方の健康状態によっても変わってきます。
また、何気ない生活習慣によってもジェルネイルの持ちが悪くなってしまう場合もあります。
「ジェルネイルの持ちが悪い・・・」「だからジェルネイルは諦めよう・・・」
ではなく、工夫次第でジェルネイルの持ちを良くする事は十分可能です。
ジェルネイルの持ちが悪い原因とは
先ほども解説したように、ジェルネイルの持ちが悪い原因としては元々の自爪の状態による部分が大きく関係しています。
ですが他にも持ちを大きく左右する原因は様々なものがあります。
原因を一つ一つ解消していけば、ジェルネイルの持ちを改善させていく事も可能です。
ジェルネイルの一番最初に塗る”ベースジェル”との相性は持ちを大きく左右します。
「ベールジェルは何を使用しているか?」ジェルネイルの持ちもそうですが、で爪へのダメージも変わってきますので、本当に重要です。
爪へのダメージが大きいと、結果自爪がボロボロになってしまいジェルネイルの持ちも悪くなってしまいますので・・・。
ベースジェルと一言で言っても、様々なメーカーから色々なタイプのベースジェルが出ていますので、種類もたくさんありますし、持ちも個人差があります。
サロンを利用されている場合ですと、そこのサロンがどのメーカーのベースジェルを使用しているか?によって持ちが変わってくると思いますので、ネイリストさんに相談したり、利用するネイルサロンを変えてみる事も一つの方法です。
ジェルネイルを塗る前の下処理も重要です。
特に爪周りに甘皮が張り付いた状態などですと、爪の根元部分から浮いてきたり剥がれてきやすくなります。
丁寧な下処理がされているのかどうかもジェルネイルの持ちを左右します。
普段から水仕事などをするのか、まったくしないのか、によっても持ちは変わってきます。
また日常の動作、所作も爪に負担がかからないようにしているのかどうか、によっても持ちが変わります。
爪先に負担がかからないように、指先を使うのではなく指の腹の部分を使用し、日常生活の動作を行うように心がけるだけでも違ってきますよ。
爪の水分量が多いとジェルネイルが浮いたり剥がれたりしやすくなります。温泉が好きな方、プールで日常的に泳ぐ方などはジェルネイルの持ちが悪い場合が多いです。
スポーツなどで汗をかく事が多い場合も、ジェルネイルが浮いたり剥がれたりしやすくなります。またボーリングやバレーボールなど極端に爪先や指先に圧がかかるようなスポーツなどをしている場合も、どうしても持ちが悪くなってしまいます。
爪周りの甘皮の部分が固くなっていたり、爪周りが乾燥して荒れた状態などですと、爪の状態にも悪影響を及ぼします。
結果ジェルネイルの持ちが悪くなってしまう事も。
健康的な爪の状態は、健康的な身体の状態から、、でもあります。
栄養バランスや睡眠の質などが爪の状態に関わっている場合もあります。
一言で「ジェルネイルの持ちが悪い!」
と言っても実は様々な原因や要因が複雑に絡み合って持ちの悪さとなっているんですよね。
ここでご紹介した原因意外にも、ジェルネイルの持ちが悪い原因がある場合もあるかとは思いますが、一つ一つを状況と照らし合わせて、改善できるところは改善していきましょう!
それでは次に、ジェルネイルの持ちを良くするための方法を具体的にご紹介します。
ジェルネイルの持ちを良くするための秘策
ジェルネイルの持ちを良くするための方法は実にシンプル
✓ しっかりとした技術でジェルネイルをつける
✓ ジェルネイルを日常生活でキープする
の2点しかありません!
その中でも細かく注意する点はありますので、心あたりがある点を一つ一つ改善していけば、ジェルネイルの持ちもよくなっていくと思いますよ。
先ほども解説しましたが、やはりベースジェルは重要です。
そしてジェルを塗る前の下処理、ジェルネイルの仕上がりが適度な厚みかどうか・・・。
これらを左右するのは、ネイリストの力量による部分は大きいです。
丁寧にやってもらえて、持ちの良いジェルネイルを仕上げてもらえるサロン選びをしましょう。
また、例えば1回目は持ちが悪かったとしても、その1回目から改善点を見つけ出して、次への改善点を一緒に探ってもらえるようなサロンですと、安心かと思います。
自分で出来るジェルネイルの持ちを良くする方法は、やはり”保湿”が一番です。
爪周りの状態を良くするためにも、健康的な爪が生えてきやすい状態にするためにも、しっかりと保湿をしておく事が一番です。
爪周りの保湿には”キューティクルオイル”を使用します。
★キューティクルオイルに関する記事はこちらでもご紹介しています★
⇒キューティクルオイルってどこに塗ればいいの? 使用するメリットとは
⇒キューティクルオイルはジェルネイルの上から塗っても大丈夫? 【美爪のコツ】
ジェルネイルが剥がれやすくなるタイミングは、爪が水分を含んでやわらかくなっている時が多いです。
洗い物や洗剤などを使用する際は、なるべくゴム手袋を使用し、爪先への負担がかからないように気をつけてみてください。
一見、爪の状態とは関係のなさそうな健康状態ですが、実は爪への影響がある場合もあります。
例えばですが、貧血気味の方は”そり爪”になりやすかったり、爪が割れたり欠けたりしやすくなる場合もあると言われています。
わたしのお客様でも実際にいらっしゃったのですが、元々爪が割れたり欠けたりしやすかった方が貧血気味で、鉄分などに気をつけるようになられたら爪がしっかりとして来られた方もいらっしゃいました!
しっかりと睡眠をとったり、爪にも良いと言われている”タンパク質”を多く含む食物を摂取するようにするなど、出来る範囲から心がけてみてください。
最後に
ジェルネイルの持ちが悪い。。。泣
とお悩みの方に、ジェルネイルの持ちが悪い原因と対策をご紹介してみました。
日常のちょっとした所作に気をつけるだけでも、持ちは変わってきます。
また、自爪を健康的でより良い状態に保つようにも心がけてみてください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が参考になれば幸いです★★★