for lovely life編集局です。
現役のネイリストがネイルに関する情報や美容に関する情報などをご紹介しています♪
今回は”ジェルネイルをする際に痛みや熱さを感じる・・・”というお悩みについてです。
ツヤと透明感があり、爪の補強にもなるジェルネイルは、見た目も美しく、様々なアートも出来るので楽しまれている方も多いと思います。
ですが、ネイルサロンでジェルネイルをやってもらっている時に
「痛みや熱さを感じるけれどこれって普通なの!?」
とお悩みをお持ちの方もいらっしゃるようです。
また、何度も繰り返しジェルネイルを続けているうちに自爪へのダメージも気になってきますよね。
特にジェルネイルをオフする際などに、「熱い!」と感じたり「痛い!」と感じる方は要チェックです!
今回は、ジェルネイルのオフの際に痛いと感じる時の原因と対処方法についてご紹介してみたいと思います。
健康的な爪を保ちつつ、ジェルネイルを楽しむためにも是非参考にされてみてください^^
Contents
ジェルネイルのオフが痛い原因
まずはジェルネイルをオフする際に感じる痛みや、熱さの原因とは何なのか?について解説したいと思います。
ジェルネイルをオフする際には、まずジェルネイルの表面を削る行程があります。
熱かったり、痛みを感じる時は、ジェルネイルの表面を削ったり、自爪に残ったジェルネイルの部分をヤスリで削り落としたりと、削りの行程の時がほとんどです。
ネイリストが一生懸命に施術を行っていたとしても、やはり技術力の問題があります。
削りの圧が強すぎたり、決まった施術時間内に仕上げようとするあまり焦ってつい施術が雑になってしまっている場合も!
また、削る際には摩擦熱が発生しやすくなりますので、同じ箇所を削り続けられたり、熱くなりやすいメタルパーツが付いた部分などを削られると熱さや痛みを感じやすくなります。
その辺りを熟知しているネイリストなのか、そうでないのか、によっても違ってきます。
削りの行程の際に使用する道具や器具の状態が原因となっている場合もあります。
爪の表面を削る時に使用するヤスリの目が詰まっていたり、ネイルマシンの先端についている爪を削る部分であるビットが摩耗していたりすると、削りにくいだけでなく、圧をかけないと削れないので、余計に熱さや痛みを感じやすくなってしまいます。
元々の爪の厚みのある方はさほど気にならないかもしれませんが、元々の爪の厚みが薄い方や、ジェルネイルを繰り返すうちに爪が薄くなってしまった場合は、熱さや痛みを感じやすくなります。
痛みや熱の感じ方には個人差もあります。
また、指によっても感じやすかったり、感じにくかったりする場合もあります。
敏感に痛みや熱を感じやすい時もあれば、そうでない時もありますので、一概には言えませんがご紹介した事が要因の場合が多いです。
ジェルネイルのオフが痛いと感じる時の対処方法
ジェルネイルのオフの時に限らずですが、やはり痛みや熱さを感じる場合はすぐにその場でネイリストさんに相談しましょう。
また、熱さを感じやすいのは、ヤスリでもネイルマシンを使用してもどちらでも起こりうる事ですが、痛みを感じやすくなっているうちは、やはりヤスリで丁寧に削ってもらう方が良いと思いますので、その辺りも相談してみてください。
それでもなかなか改善されない場合は、ネイルサロンを変えてみるのも一つの手です。
ネイルサロンによって使用しているベースジェルなども違いがあります。爪を削らないジェル、自爪に優しいジェルをお取扱いされているサロンを探してみましょう。
薄くなった爪を回復させるには、しばらくジェルネイルをお休みするという事も一つの方法です。
個人差もありますが、爪は約3ヵ月~4ヶ月くらいで生え変わります。
ジェルネイルを3ヵ月~4ヶ月ほどお休みし、その間はキューティクルオイルなどでしっかりと保湿をこころがけておくと、元々の爪の状態に戻ります。
あまりにも痛みが気になる場合は、思いきってジェルネイルをお休みされてみても良いかと思います。
フィルインとは、今ついているジェルネイルのベース部分だけを残し、完全にオフをせずに繰り返しジェルネイルをつける事を言います。
”一層残し”という言い方をする場合もあります。
オフする際のダメージを極力少なくしつつ、繰り返しジェルネイルをする事ができます。
ネイルサロンによって取り扱いがあるサロンと、対応してないサロンもありますので、事前にサロンにお問い合わせや相談をされてみてください。
健康的な爪でいるためには、コツコツとした毎日のケアが欠かせません。
爪周りの保湿をしてくれる”キューティクルオイル”を使用し、こまめにケアをしましょう!
キューティクルオイルを使用する事で、健康的な爪が生えやすくなりますし、ジェルネイルの持ちも良くなります。
また、キューティクルオイルを使用する際に、爪や爪周りを軽くマッサージするなどし、爪と爪周りの状態を良い状態に保てるよう心掛けてみてください。
◇キューティクルオイルに関する記事はこちらでも紹介しています◇
⇒ネイルオイルとキューティクルオイルの違いとは 知っておくと差がつく選び方のコツ
⇒キューティクルオイルは〇〇で代用できる!? 爪の保湿にも便利なアイテムとは
ジェルネイルをライトに入れた時に感じる熱さとは?
ジェルネイルのオフの時だけではなく、ジェルネイルを硬化させる際に、ライトの中に手を入れた時に熱さや痛みを感じる事もあります。
ジェルネイルに光があたって硬化する際には、硬化熱が発生するのですが、特にジェルネイルを硬化させるためのライトが、LEDライトの場合がより熱さや痛みを感じやすいケースが多いです。
UVライトよりも短時間でジェルネイルを硬化させる事の出来るLEDライトですが、その分硬化熱が発生しやすくなりがちです。
また、顔料が含まれるカラージェルを硬化させる時よりも、顔料が含まれていないクリアジェルを硬化させる時の方が、光を通しやすくなるため余計に熱さを感じやすくなります。
ベースジェルやトップコートを硬化させる時に特に熱さを感じやすいですね。
ジェルネイルをライトに入れた時に熱さを感じやすい、という方は出来ればUVライトを使用しジェルネイルを硬化させる方がおすすめです。
※ジェルの製品によってはLEDライトのみ対応のものもありますので、その際はLEDライトを使用するしかありません。その場合は、なるべく薄く薄く塗布するようにして、一度になるべく少ない量を硬化させるようにすると熱くなりにくいですよ。
まとめ
最近では、自爪を削らないジェルや、ベースのクリア部分だけをオフせずにジェルネイルの付け替えをするフィルインと呼ばれる技術(一層残しとも言います)、などを取り扱うネイルサロンも増えてきていますので、皆さんいかにダメージを少なくしつつジェルネイルを楽しむか!?という工夫がなされてきているなと感じます。
ですが、やはりジェルネイルを続けている限りは、ジェルネイルをオフしなければならない時は必ずありますし、基本的にはジェルネイルを付け替える際には、一度ジェルネイルをオフしてから新しくジェルネイルを付けるという方法がまだまだ一般的です。
元々の爪が薄い方や、ジェルネイルを繰り返すうちに爪の痛みが気になる方は、熱さや痛みをより感じやすいと思います。
熱さや痛みを感じる場合は、ネイリストさんに相談したり、ネイルサロンを見直す、ネイルケア(日々の保湿)をしっかりとする、などされてみてくださいね!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が参考になれば幸いです♪